溝上眼科事務局員のWです。
12月3日(水)に院内において新規緑内障点眼剤の勉強会を行いました。
興和創薬株式会社より販売されるグラナテック点眼液0.4%は、緑内障・高眼圧症治療剤で世界初のROCK阻害点眼剤です。
ROCK(Rhoキナーゼ)阻害作用により、線維柱帯-シュレム管を介する主流出路からの房水流出を促進する、新規作用機序を有する緑内障・高眼圧症治療剤です。
緑内障は、成人日本人における視覚障害の原因としては第1位の疾患です。唯一のエビデンスのある治療は眼圧下降ですので、緑内障と診断されると、基本的に生涯点眼薬を使用することになります。緑内障のタイプをしっかり診断し、患者様にあった点眼を選択していくことは、生涯のQOV(視覚の質(クオリティ・オブ・ビジョン))を保つ為には重要になります。
患者様に的確な説明ができるよう、日々研鑽していきます。