溝上眼科 事務次長のWです。
溝上眼科では、角膜カンファランス2015でも発表しましたが、兵庫アイバンクに協力し国内における角膜内皮移植に活用されるためのプレカットセンターを稼働させる準備をしています。
今回は、株式会社モリアジャパン とHOYA株式会社に協力頂き、豚眼を用いてプレカット角膜を作成し、角膜内皮移植術に施行するトレーニングをしました。
海外では、プレカット角膜の加工はほとんどがアイバンクで行われ、安全な角膜である事の評価がなされたものが、手術前に届けられることになっています。日本でもこのような環境整備が望まれており、少しでも多くの方がこの角膜内皮移植によって視力を取り戻されることを期待しています。
また、この角膜内皮移植術をするには、白内障手術がなされている事も条件の一つで、溝上眼科では院長だけでなく安全な手術を実施するために、看護師を中心に白内障手術がどのように施行されているか、また、どのような連携を元に医療チームの協力体制が必要かという事をモットーに定期的にHOYA株式会社さんに協力頂き、白内障手術の実習を行っています。
「快適に見えるよろこび」をモットーにこれからもチーム医療で頑張っていきます!