11月9日(水)に(株)トプコンの3次元眼底像撮影装置「DRI OCT Triton」の勉強会がありました。
OCT検査は、眼科領域の検査において網膜疾患・緑内障疾患の診断に欠かせないものとなっています。
当院では、H23年3月から1台目のOCT(RS-3000 NIDEK社)を導入しておりますが、更なる診療の質と効率を向上させるため、また来院患者様の増加に伴い待ち時間の短縮につなげることを目的として先月から2台目のOCT(DRI OCT Triton TOPCON社)(3次元眼底像撮影装置)を導入いたしました!
DRI OCT Tritonは、SS-OCTと呼ばれ世界最速 * 100,000A-scans/ 秒を実現しています(当社従来機比約2倍)。その結果、瞬時に撮影することが可能になり、眼球運動の影響が軽減され、高品質な画像を取得できます。(*2015年3月現在 トプコン調べ)
特徴として①脈絡膜と強膜の可視化 ②硝子体から強膜まで同じ画質 ③強度近視の撮影が可能 ④白内障・硝子体混濁・手術直後 ⑤出血下など、中間透光体の混濁に強い
撮影可能な検査として①3次元眼底撮影 ②カラー眼底撮影 ③レッドフリー撮影 ④蛍光眼底撮影 ⑤自発蛍光眼底撮影 ⑥前眼部撮影 ⑦OCTアンギオグラフィー撮影詳しくは当院ホームページにて掲載予定!
眼科医院において、沢山の検査器機がある中で、高額な2台の3次元眼底像撮影装置を導入しているところは少ないと思われます。当院では、患者様に合わせてそれぞれの装置の特徴を使い分けながら検査しています。
これらの検査を習熟しつつ、提供することで患者様一人一人の診断に役立てていきたいと思っております。患者様の皆様には、撮影において負担をおかけしますがご協力お願い致します。
院長 溝上淳二 事務次長 W 視能訓練士 K