視能訓練士のKです。
H27年2月4日に院内でロービジョンについて発表しました。
ロービジョンケアにとって最も大事なことは、患者さまの心理反応を理解しておくことと受け入れていただく時期が重要であるということです。
発表では、日常生活用具と補装具の申請方法や2症例の拡大読書器処方の状況報告を行いました。実際に見え方は、人それぞれ違いますので、いかに、うまく見ていただくかということに難しさも感じています。
当院では、ロービジョンケアを始めて2カ月が経ちました。すでに数人の視覚障害者の方々に拡大読書器を愛用していただいていますが、やはり島内での家庭環境(ひとり暮らし)や病状や年齢などの理由であきらめている方々もいらっしゃるのも現状です。
とはいっても少しでも多くの方に、これからも使いやすいものを勧めていきたいと思っております。