2018年9月19日(水)、HOYAによる【用途別累進屈折力レンズについて】の勉強会がありました。
遠近両用メガネは1本で遠くも近くも見えることから、希望される患者様も多いですが、視線の使い方や使いづらさで中にはやめてしまう方も多いようです。
遠近両用メガネには正しい処方と正しい視線の使い方を指導することが重要であることを学びました。
●近くを見る時は顎を上げ、遠くを見る時は顎を引く感じで、視線だけでものを追わず、必ず頭も動かすように伝える事。
●どこで見ても遠く近くが等しく見えるわけではない。
●階段などの段差では、視線を動かすだけではなく見たい方向に顔を動かすこと。
など、患者様に理解し快適に使用していただけるように説明することの大切さを学びました。
1本でまかないたいなど ・・・遠近両用
室内でより広く見たいなど・・・中近両用(室内用)
手元をより広く見たいなど・・・近近レンズ(デスクワーク用)
他にもメガネには様々な種類のメガネがあります。患者様の使用目的を伺い、用途に合ったメガネを処方できるようこころがけていきたいです。患者様が快適に過ごすことができるようメガネについてこれからも勉強していきたいと思います。
視能訓練士:O