診療案内
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緑内障

治療について

緑内障は、治療をしても視野が元に戻ることはありません。
そのため、治療を続ける気持ちを持続しにくい病気ですが、治療を止めれば悪化しく一方なため、治療はずっと続けていかなければなりません。

確実な治療法は眼圧下降

1.薬物療法(点眼薬)

多くの緑内障では、眼圧を低下させる作用のある目薬(点眼薬)による治療が一般的です。
緑内障のタイプに応じたさまざまな効果を持つ点眼薬があり、その種類は10種類以上にも及びます。
その中で緑内障のタイプや重症度、眼圧の高さなどに応じた処方が出されます。

2.手術

薬がよく効かないときや急性緑内障で緊急に眼圧を下げなければいけない場合に、レーザー治療や手術によって房水を流れやすくする治療をします。

3.白内障手術

緑内障なのに白内障手術?と思われる方もいるかもしれませんが、水晶体を取り出して人工眼内レンズを挿入する白内障手術は、緑内障予防になります。
もともとの水晶体に比べ人工の眼内レンズは薄くボリュームが減るため、房水の通りがスムーズになり、緑内障発作予防に繋がります。